家事代行を初めて頼むなら、依頼文にはいちばん任せたい場所と、そこでしてほしい作業を先に書きます。「家じゅうをきれいに」から「浴室の床と浴槽を優先」に変えると、担当者と相談したいことが具体的になります。
使う道具の場所や、触れてほしくない物も短く添えれば、当日はそのメモを見ながら話せます。掃除を頼むための文章を一から考えなくても済むように、初回の依頼で使える文例を用意しました。家の状態や希望に合わせて書き換えられます。
最初の依頼文は「優先する場所」から書く
「浴室も洗面台も」と並べると、どちらを先にしてほしいかが伝わりません。「浴室の床と浴槽を優先。余裕があれば洗面台」と順番を付けます。時間が足りないときも、洗面台を後へ回す判断ができます。
その下に、使う道具の場所と触らない物を添えます。当日はメモを見せ、汚れ具合や広さを担当者と見ながら、予約時間内の作業範囲を合わせます。
CaSyでは、担当キャストが決まってから訪問までの間、チャットで掃除箇所の詳細をやり取りできます。タスカジも、事前に優先順位を伝え、作業前にどこまで実施できそうか相談するよう案内しています。最初のメモをもとに、チャットや当日の打ち合わせで希望を具体的にできます。

浴室・リビング・キッチンで、伝える内容を変える
「水回り」「片付け」といった言葉だけでは、作業の範囲が広くなります。気になる場所を一段具体的にすると、頼む側と受ける側が同じ場所を見て話せます。
浴室:気になる箇所を優先し、余った時間の希望を添える
浴室の床と浴槽の掃除を優先してください。特に床の隅が気になっています。鏡も希望しますが、時間が足りなければ床と浴槽を先にお願いします。余裕があれば洗面台までお願いしたいです。洗剤や道具は洗面台下にまとめています。使用前に場所をご案内します。
気になる汚れは、場所と状態を伝えます。「この汚れを必ず落としてほしい」と結果だけを書くより、写真や現物を見ながら対応できる作業を相談する方が、依頼を決めやすくなります。分解を伴う掃除などを希望する場合は、日常の掃除として頼める範囲か、予約前に確かめます。
リビング:掃除する面と、物を動かしてよい範囲を伝える
リビングの床の掃除機がけを優先したいです。時間に余裕があれば、棚の表面のほこり取りもお願いします。机の上の書類や棚の中の物には触れず、そのままにしておいてください。床にある物を動かす必要がある場合は、移動先をその場で相談させてください。掃除機は廊下の収納に入っています。
床掃除を頼むのか、物の仕分けまで頼むのかで作業が変わります。片付けも希望するなら、何を残すか決まっていない物は一緒に判断したい、と添えられます。書類の分類や持ち物の処分は、その都度声をかけてもらう形にすると、自分で判断しながら片付けを進められます。
キッチン:使う予定があるなら、希望する終了時刻も書く
コンロ周りとシンクの掃除をお願いしたいです。コンロ周りを優先し、時間があればシンクまで希望します。17時から夕食の準備でキッチンを使いたいので、作業の順番を相談させてください。食器用と掃除用のスポンジは分けています。使える洗剤と道具は開始時にご案内します。
キッチンを使い始めたい時刻と、予約時間内の作業の順番を担当者と調整します。食器洗いも残っていて任せたいなら、コンロ掃除とは別に希望を伝え、どちらを先にするか決めます。
掃除道具は、買い足す前に置き場所を伝える
CaSyとタスカジは、自宅にある掃除道具や洗剤を使う前提で準備を案内しています。CaSyは、食器洗い用と掃除用のスポンジなど、使ってよい道具の区別も一緒に確認するよう求めています。
道具をすべて新調するより、まず頼む作業に使える物を伝えます。「浴室用洗剤とスポンジはある」「掃除機は廊下の収納」「クロスはこのかご」と場所が分かれば、不足する物を事前に相談できます。
特別な手入れが必要な設備や家具、使用を避けたい洗剤があれば、最初のメモへ加えます。何を使うか迷う場合は、品名や設備の説明を添えて確認します。
訪問前は、頼みたい場所を見てもらえて、道具の場所を伝えられるようにしておきます。大きな物で通路がふさがっている場合などは、その状態も予約前に共有して、対応できるかを相談します。
時間が足りないときに、何を後へ回すか決めておく
予約時間内にできる範囲は、汚れの状態や家の広さ、道具、担当者のスキルで変わるとタスカジは説明しています。
開始時には、依頼メモを見せて「この中なら浴室を優先したい」と伝えます。そのうえで、先に終えたい作業、時間があれば頼む作業、今回は触らない場所を合わせます。
途中で想定より時間がかかりそうなら、次の作業へ移る前に相談する方法も決めておけます。「浴室に時間がかかる場合は、洗面台を次回へ回したい」のような希望です。延長を考える場合は、その場で可能か、追加料金はいくらかを確認してから決めます。
作業終了時には、仕上がりと残った箇所を一緒に見ます。たとえば浴室は終わり、洗面台が残ったなら、次回のメモは「洗面台を先に。浴室は汚れが気になる箇所だけ相談」へ書き換える。今回の結果を使って、次に任せたい作業を決められます。
依頼文ができたら、その内容でサービスを選ぶ
「浴室の床と浴槽を優先」「机の書類はそのまま」「17時からキッチンを使いたい」。このくらい具体的な希望ができれば、対応エリアや時間と合わせて、頼めるサービスを探せます。
担当者を自分で選ぶか、窓口に人選を相談するか、希望内容を登録して手配を待つかでも、申込みの進め方が変わります。家事代行3社の料金・時間・頼み方で、自分が進めやすい方法を選べます。文例の中でいちばん近い場面を使い、今回任せたい家事から予約を具体的にしていきましょう。
依頼したい場所が決まったら、CaSyの掃除代行の料金と対応エリアを確認できます。予約する時間と、優先したい作業が合うかを見て選びます。
参考資料
公式案内の確認日:2026年9月20日。
- CaSy:お掃除代行のご利用の流れ。担当決定後のチャットと、訪問前の作業内容の打ち合わせ。
- CaSy:お掃除代行をご利用の前に。道具・洗剤の準備と、使用する道具の区別。
- タスカジ:事前に準備するものはありますか?。自宅の道具を使うことと、道具の置き場所。
- タスカジ:信頼関係構築ガイドライン。作業量、優先順位、作業開始前の合意と、状況による対応範囲の違い。

